解雇直前に住宅ローン審査に通ったものの・・・

ブラック外資系旅行会社のPIPは解雇されるがはほぼ確実という前提なので、モチベーションが上がる訳がありません。以前に内定をもらっていた外資系コンサル会社に早速連絡をしてみたところ、前回提示した条件であればいつでもウェルカムですよと言われたので、次の仕事は確保しました。

 

問題は年収が1,200万円から900万円に減ってしまうということと、勤続年数が0にリセットされてしまうということ。どちらも住宅ローン審査に影響するので、なんとかブラック旅行会社に勤めている間にローンを組む必要がありました。でもつい1年半前まで派遣社員をしていて年収が250万円だったこともあり、メガバンクは勿論のこと、地方銀行からも相手にされませんでした。

 

いよいよPIPが終わりブラック旅行会社の退職日が3日後に迫り、マンション購入を諦めかけていたところ、不動産販売会社から電話があり、新生銀行が融資をしてくれることになったと連絡がありました。新生銀行金利が高い代わりに、少々リスクの高い借り手にも融資をしてくれているようでした。

 

ただ、希望通りの満額回答はもらえず、頭金で1,000万円近い額を用意しなければいけなくなりました。その時点で貯金できていたのは400万円程度だったので、全然足りません。やはりマンション購入なんて身分不相応だから、もっと貯金してから出直そうとも考えましたが、狙っていた物件は自分の条件とぴったり合っていたので、諦めきれない気持ちもありました。